RCを始めたいけれどどうすれば良いか分からない人は大勢いると思います。
そんな人たちのために少しずつRCとミニッツの解説をしていきますので、興味がある人は読んでみてください。メーカーやショップではなかなか書けない部分も書いてあるかも知れませんよ。
一度に全部解説するのは大変なのでブログ形式で少しずつ書いていきます。
良かったら最後までお付き合い下さい。
※一番下の記事から読んで下さい。
ここまで進んできたあなたは、エムズサーキットのN6クラスで12秒台で走れるようになっているはずです。時に11秒が出るようになったあなたは、さらに上のタイムを目指すことになります。そこで登場するのがオプションパーツです。しかしオプションパーツを取り付ければ必ずラップタイムが向上するということはありません。むしろ走りにくくなってしまうこともよくあります。
今回は中級者以上の必須アイテムとなっているものを中心に、オプションパーツの考え方とセッティングについて考察してみましょう。
サーキットでの走行練習は人によって方法が様々です。中には延々とバッテリーが無くなるまで周回を重ねる人もいます。果たしてそれが最も効率的な練習方法なのでしょうか。練習というからには何かが上達しなければいけません。そのために何度も繰り返し行うのが練習なのです。RCカーにおける上達のための練習とは果たして周回を重ねることなのでしょうか。
サーキットで走っているミニッツを見ると、色んなパーツが追加されています。もちろん追加されているパーツ一つひとつには意味があり正しく使えば効果を発揮します。でも初心者の人が真似をして色んなパーツを付けても速くはなりません。初心者のミニッツがベテランより遅いのはパーツが付いてないからではありません。操縦がヘタだからなのです。パーツを付ける前にちゃんとノーマルシャーシの基本的な構造を理解し、自分にとって何が必要なのかを理解しなければ速く走らせることは不可能なのです。
それでは実際にコースインして走行練習してみましょう。といってもイメージトレーニングですが、とても大切なことを書いていきますので是非最後まで読んで下さい。
どこのコースへ行っても必ずメインストレート(1番長い直線)はあります。そしてそのストレートの始まりと終わりにはコーナーが存在します。右回りコースの場合、最終コーナーを右に回ってストレート、ストレートの終わりに第1コーナーがありますね。そのストレートを第1コーナーの侵入まで走る練習をします。
ミニッツレーサーにはいくつかのモーターの搭載方法があることは前回にも説明しました。そしてそれは全部後輪駆動となっています。残念ながら実車のように前輪駆動(FF)は存在しません。RCカー全体を見てもFFは殆どありません。グリップが悪くうまく走らないのと、駆動輪と操舵輪が同じだと構造が複雑になり過ぎるからです。今回はそれぞれの搭載方法による走りの違いを、搭載できるボディと合わせて考えていきます。でもその前にフロントのトレッドについても理解する必要があります。
ミニッツが他のRCに比べてお金があまりかからないと前回書きました。
それではミニッツは誰にとってもとっつきやすいRCなのでしょうか。ここがとても大事な問題なのです。実はミニッツは凄く速いのです。小さくてもミニッツレーサーの名の通り競争するためのRCなのです。ミニッツを購入してレースをしないのは、競技用の自転車を買ってレースに参加しないのと同じ事なのです。
チーム・ガムがいつも遊んでいるミニッツは出荷状態で組み立て済になっています。送信機の付いたセットも売っています。ミニッツスポーツという送信機付きのセットで実売価格が12,000円前後です。じゃあミニッツはトイラジなんだな・・・となりますね。でも違います。ミニッツはいくらでもチューニングができるのです。もちろん送信機も一部ですが高級機を使用可能です。ミニッツは京商という会社がRCの普及を促進するために全力を挙げて世に出した本格的なホビーRCなのです。
※ミニッツスポーツは、元からあるミニッツレーサーをもっと手軽に楽しめるように後から発売された初心者向けのセットです。
それは何と言ってもトイラジです。要するにおもちゃ屋さんに売っているお子様用のアレです。2,000円程度から購入できるので買ってみるのも悪くないかも知れません。
中にはスマホで操縦できるものもあったりします。ジャンルも様々で、クルマ・ヘリ・ドローンや、中には潜水艦なんてのもあります。最近のトイラジはオモチャとは言え良くできたものも多く、結構楽しめます。
レーシングチーム・ガムのホームコースであるエムズサーキットにも色んなトイラジがあって、レースの合間の息抜きに遊んでいます。しかしそれで満足できるかどうかが一番問題なのです。
RCショップやネット通販などで「初心者向けフルセット」みたいな商品をよく見かけるようになりました。
クルマや飛行機などの機体の他に、送信機(一般的にプロポと呼んでいます)やバッテリー・充電器などがセットになっていて、価格もとてもリーズナブルです。確かにそれさえ買えば初走行や初フライトはできますね。
メーカーもなんとかRC人口を増やしたくてそんなセットを出すようになりました。確かに一人で初めて遊ぶのには都合が良いかも知れません。
でもそれを持ってショップに行き、先輩に教えてと言うと鼻で笑われるかも知れません。
RCはある程度うまくないと楽しくないかも知れません。
誰でもRCを始めたばかりの頃は、うまくなりたい一心で必死に練習します。でもなかなか上達ってしないもんです。特にクルマと違ってヘリや飛行機などの空モノのRCは落としたら大金がパーになる事もあり、練習も恐る恐るやってしまいがちです。陸モノでも空モノでも最初の内は誰か指導者がいる事が上達の近道です。
ショップの常連の人と仲良くなれれば、あなたのRCライフは加速度的にハッピーになっていきます。でも・・・声をかけるのってとても勇気が必要ですね。
よくRC(ラジコン)に興味はあるけれど、何をどうすれば良いか分からないという声を聞きます。
確かにRCは敷居が高いように思います。それには色々な理由があります。
・何を買えば良いのか分からない
・お金がいくらかかるのか不安
・誰に聞けば良いのか分からない
・どこでやれば良いのか分からない